日常使いたいヤコブセン
せれぷなオウチには、それとなくビンテージなモノがいくつかある。
でも、本当に、気に入っているモノは実はあまりない。
だって、なんだか欲しいモノって高いんですもの。
だから、妥協の産物ばかりが手元にある。
お金を頑張って貯めて欲しいものを手に入れるっていう我慢が無理。
ビンテージなグロトロだって、なんだか色が気に入らない。
でも、ビンテージなモノは、本当に一期一会だし
仕事にうつつをぬかしていたら、まず本当にイイモノなんて通り過ぎてしまう。
日々、今はもう手に入らないモノ、
本当にデザインコンシャスなモノ、
それとなくスキマを狙ったモノ、なんだか奇妙なモノ、
ニッチなモノ、etcetc
そんなモノをたくさん持ちたいと考えているんだけどね。
で、そんなボクがちょこっと誇れるモノがある。
これだ... 1・2・3

←なんだこれ?って思うのかな、やっぱり。
北欧の巨匠、ヤコブセン。
僕らが愛してやまないアアルト巨匠とはちょっと違う
完璧な美しさを備えた数々のプロダクト。
だから見た目ちょっと冷たい。
そんなある意味完全主義の彼の創造のパワーは、
建築だけにとどまらず、
椅子、ライト、テーブルウェアにまで及ぶ。
だって、やっぱり完全なるモノを目指しているから、
自分で作った建物には、
自分で作った机・椅子・照明・カトラリーじゃないとって
ことなんだろうねー。
そんな彼が、義理の息子の会社、デンマークのテーブルウェア会社
ステルトンで発表したテーブルウェアのライン、それがシリンダライン。
一枚の紙ナプキンに書いたスケッチが基で
倒産寸前だった息子の会社をこのシリンダラインで救ったとの逸話つき。

そんな薀蓄たっぷりのシリンダライン。
でも薀蓄ばかりでなく
彼の建築や椅子やランプなどと同じように
直線と円をうまく使った美しいテーブルウェアたち。
今でも買えるし、普段使いできるヤコブセン。
椅子は買えなくても
ヤコブセンの世界を普段から感じられるモノとしてオススメだ。
で、これで終わりだとやっぱりせれぷさがないんだよね。
ボクらがせれぷな所以は、トーストラックということに尽きる。
実は、このシリンダライン、
普段使いのヤコブセンとか言っておいてなんなんだけど、
とてもお高い。ティーポットなんて5万近くする。
うーん、それは、セレブだよねー。買えない、買えない。
トーストラックはこのラインのなかでも比較的お買い得だった。
やっぱり所詮、ボクらはせれぷなオウチのせれぷな人々なんだ。
でもね、まだまだ落ちはある。
このトーストラック、あまりに人気がないのか。
ちょっと前まで、シリンダラインに名を連ねていたんだけど
今は、新品を買うことはできない。
つまり、これこそ、今はもう手に入らない幻のプロダクト。
まー、あんま欲しがる人もいないんだろうけれど。
でも、ボクらにとっては。
まさに今イングリッシュブレックファーストを作ろうとしているボクらにとっては...。
ベイクドビーンズを手に入れたり
イギリス風の薄いトーストを探したり
日々、仕事もそっちのけで、アイテムを集めてきた。
やっぱりトーストラックは、ブレックファーストには必須。
こんなデザインコンシャスなトーストラックがあれば
それだけで、その朝食は最高なものになるよね。
ただそれだけのために、こんなトーストラックを用意する。
それこそ、せれぷレス。
マジで、こんな格好よいトーストラックはそうはないよ。
トーストラックを使うのか、どうかは甚だ疑わしいけどね、実際。
そんなこんにゃで
Arne Jacobsen AJカトラリー 本当はこっちが欲しいのです。

北欧雑貨といえばやっぱり陶器だよねーっていう方に
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